2023年11月16日

低気圧不調に困っていませんか?

低気圧不調に困っていませんか?

事業開発グループの古野です。今回は、低気圧不調について私の経験を含めた話をしようと思います。

気象の変化によって症状などが悪化する病気を総称して「気象病」と呼び、天気によって出たり消えたりする痛みは「天気痛」と呼ばれるそうです。また気圧低下によって体の調子が悪くなることを「低気圧不調」と呼び、頭痛、だるさ、めまい、むくみなどはよくみられる症状です。めまいは吐き気を伴うこともあります。そのほか、食欲不振、下痢、肩こり、膝や手首などの関節の痛み、全身の痛み、動悸など、多彩な症状がみられ、日常生活に支障をきたしている方は全国で約1,200万人もいらっしゃるそうです。

私はこのような症状が出ることは無いのですが、以前お話ししました愛犬の"まろ"は、てんかんを発症しているため、低気圧が近づくと非常に影響を受けます。元気がなくなり、よろよろふらふらしながら歩きます。激しい発作を起こすのもこの時が多いです。このような時は薬の種類を増やして様子を見るしかありません。

低気圧不調には体内の水分バランスが深くかかわっているそうです。水分は、生命活動を維持するための重要な役割を担っており、私たちの体の大部分を構成する成分です。しかし、気圧が下がってくると、体内の水分バランスが乱れることにより、さまざまな不調が起こります。また、心理的ストレスを含めて、私たちの意志とは関係なく働いている「自律神経」にあると言われています。自律神経の中には、心身の活動を高め、痛みにも関与している「交感神経」と心身を休息させる「副交感神経」があります。心理的ストレスや気象の変化でふたつの神経のバランスや聴覚に関係する内耳の気圧センサーで感知され、交感神経が優位になります。耳に頭痛の原因があるそうです。

自律神経を整える意味で、バランスの良い食事として、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、鉄などを含む食事を摂るのが良いそうです。

薬は効果が大きいですが、バランスの良い食事やご自身に必要な栄養素をサプリメント等で摂取し、薬に頼らずに健康な生活を送るほうが幸せだと思います。体の不調はご自身だけでなく、あなたを心配し、見守ってくれている周りの方もつらい思いをするのです。運動やストレス解消にも気を配って健康な体と心を維持してください。

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