2022年6月5日

ダイエットに失敗する人の特徴

ダイエットに失敗する人の特徴

梅雨入りまじかになり、暑い夏に向けてダイエットを始めた方もいるのではないでしょうか。今回は、事業開発グループの古野がダイエットのベテランとして私なりに考えたダイエットに失敗する人の特徴をお話しします。

若い頃の私は、55kg~57kg位で自分は太らない体質だと信じ込んでいました。ところが26歳の時に結婚して、1か月で8kg太り65kgになっていました。そうです。私は太りやすい体質だったのです。結婚前の私は非常に不真面目に生活していましたので、不規則な食事と睡眠不足の連続で太らなかっただけだったのです。そこから私のダイエット人生が始まりました。

その時行ったのは、王道の食事制限です。まず、夕食の炭水化物カットです。それから昼食は社食のかけそばだけにしました。これだけで体重は落ちました。ちなみに夕食の炭水化物カットは現在も続けています。その後は、健康診断の時と温泉等に行ったときくらいしか体重計に乗ることはありませんでしたが、大きな変化はありませんでした。

次に驚いたのは、つい2年前。前回の健康診断時は65kgだった体重が、たまたま量った時に72kgになっていたんです。少し太ったかな程度の自覚はあったのですが、数値を見て驚きました。人生初の70kg台だったのです。それから1年がかりでダイエットして、現在は64kg台を推移しています。

ここからが本題です。

ダイエットに失敗する人の特徴として、”無理なダイエット”をしています。断食や厳しい食事制限、きつい運動等、無理をしている人はだいたい挫折するか、リバウンドしています。私もそうでした。中には非常に強い意志をお持ちの方で成功する人もいらっしゃいますが、それは極稀なことです。

次に、”期間の目標を立てる”人。1か月で5kgとか3か月で10kgとか、目標体重を立てるのは良いのですが、期間を決めてしまうと無理をしなければならなくなります。また、期間中に目標体重を達成しても、目標期間が過ぎると、元の生活に戻ってしまい、リバウンドを繰り返してしまいます。

もう一つはダイエットサプリや痩せると言われる食材だけで”楽にダイエットしようとする”人。いくら痩せる成分を摂取したとしても、それ以上のカロリーを摂取し、消費量が少なければ、物理的に太らないほうがおかしいのです。もし、それで痩せる人がいたらその人は多分病気です。

私が思うダイエット成功の秘訣としては、無理をせずにダイエットをイベントから生活習慣に変えることです。

方法は、1.日ある程度同じ時間に体重を量る 

    2.間食をやめる(スイーツやお菓子類は食後に食べる) 

    3.食事の量を少しだけ減らす(3食とる) 

    4.運動に付加価値をつけて楽しむ 

    5.これらを継続して習慣化する

        

体重は、目標を達成しても量り続けてください。体重に変化があれば少しの食事量、運動量の調整で維持できます。運動はなるべく自分が好きで楽しめるものにしてください。しかもほぼ毎日できるもの。私の場合は、週一のゴルフ練習と毎日朝夕に犬と一緒に走っています。楽しいとかついでにとかの付加価値をつければ継続しやすくなります。これらにサプリメント等を併用して、無理なく持続可能な自分に合ったダイエット方法を皆さんも見つけてください。ダイエットを始めるのに適しているのは、実は夏の終わりです。期間を決めないとは言いましたが、実際は薄着になる夏までにと思う方が多いと思います。そのため、夏の終わりから始めると次のシーズンまでの期間が長くなりますので、あまり無理する必要がないかと思います。1年近く続けることが出来れば、もう習慣化されていますので、その後急激なダイエットの必要は一生なくなると思います。

×